【お知らせ】7月のご祈願について
令和6年7月 ご祈願のご案内(7月1日現在)
祭典・行事などの為、下記の時間はご祈願の奉仕を中止します。
7月 1日(月) 月始祭 10:00・10:30の回中止
7月15日(月) 月並祭 10:00・10:30の回中止
7月20日(土) 松原神社夏祭 10:00の回中止
7月23日(火) 結婚式 11:00・11:30の回中止
7月24日(水) 鍋島直茂命頌徳祭 10:00の回中止
◎中止の時間帯以外は、毎日9:00~16:00まで30分毎に奉仕します(受付は各回の10分前までにお済ませください)。
◎予定は変動する場合があります。
佐賀の水辺を見守る河童「兵主部(ひょうすべ)」
兵主部像松原神社神門移設奉告祭
6月25日、兵主部像松原神社神門移設奉告祭を斎行し、河童「兵主部」像を松原神社の神門にお戻ししました。
「兵主部」は松原川にいたといわれる河童の頭目で、松原神社御祭神の佐賀藩祖鍋島直茂公により改心させられ、この地方の水の守りとなったと伝えられています。
松原神社御創建の当初より神門には兵主部の木像が掲げられ、古来この門ををくぐると水難事故に遭わないという信仰がありました。
昭和50年代頃、盗難や損壊から守るため門から降ろされ、佐嘉神社の斎館で保管することとなり、その後、平成22年には境内の一角に松原河童社を設け兵主部像を安置しておりましたが、この度、現在進めております松原神社の境内整備を機に、古来の信仰にならい松原神社神門へとお戻しすることになりました。
当日は宮司以下祭員が奉仕し松原神社の大前に奉告、約50年ぶりに神門のもとの位置に戻されました。
この地方では、古くから6月には「ひゃーらんさん」という子供たちの水難除けのお祭りを行う風習があります。この兵主部さんは、これからも松原神社の神門の上から、鉢巻を締め大きな目を見開いて、蹲踞した足を踏ん張りながら、子供たちはもとよりこの佐賀の皆様のことを見守って行きます。
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【お知らせ】6月のご祈願について
令和6年6月 ご祈願のご案内(5月29日現在)
祭典・行事などの為、下記の時間はご祈願の奉仕を中止します。
6月1日(土) 月始祭 10:00・10:30の回中止
6月2日(日) 結婚式 11:00・11:30の回中止
6月15日(土) 月並祭 10:00・10:30の回中止
6月18日(火) 鍋島直大命頌徳祭 10:00・10:30の回中止
6月28日(金) 祭事の為 15:30・16:00の回中止
6月30日(日) 水無月大祓式 14:30以降の回中止
※当日最終のご祈願は14:00開始の回となります
◎中止の時間帯以外は、毎日9:00~16:00まで30分毎に奉仕します。
◎予定は変動する場合があります。
松原神社境内(松原稲荷神社周辺)整備工事
松原神社境内の整備工事を行っております。
工事に先立つ5月17日夜、恵比須さまと兵主部像に仮殿(松原稲荷神社)にお遷り戴き、また工事開始の20日朝には工事関係者も参列して清祓を執り行い、工事の無事進行を祈りました。
「猿田彦社」(松原稲荷神社)は、その創祀の時期は未詳ながら、松原神社のご鎮座以前からこの地の地主の神「猿田彦社」としてお祀りされ、特に昭和49年に旧佐賀城内二の丸にご鎮座の「竹ノ森稲荷神社」のご分霊をお迎えしてからは、開運・道ひらき・商売繁盛の守り神、通称「松原稲荷神社」として広く皆さまの崇敬を集めております。
この松原稲荷神社の周辺には近年、「松原恵比須社」「松原河童社」「佐嘉荒神社」「松原梛木社」を新たにお祀りし、また様々な施設を設けて参りましたが、令和4年に松原神社ご鎮座250年の節目を迎え、今一度原点に立ち返り、佐賀の守り神さま「日峯さん」の本来あるべき境内に復すべく、下記のとおり整備を実施することとなりました。
崇敬者の皆さまには何卒趣旨ご賢察下さいます様お願い申し上げます。
記
①松原稲荷神社社務所(お札所)解体
平成以降に増設した社務所を解体・撤去し、松原川河畔の景観を復旧します。
②松原恵比須社覆屋等解体
現在の松原恵比須社の建物を解体し、佐賀の街角の恵比須さまと同様に、より親しみやすく近くからお参りいただけるようにします。
③兵主部像(河童像)の松原神社神門への移設
兵主部像は松原神社ご創建当初から神門の上に掲げられ、この門を潜ると水難に遭わないという信仰で広く知られておりましたが、戦後、盗難や毀損からの保護のため止むなく神門から降ろされ、近年は松原稲荷神社の一角に松原河童社を設け安置して参りました。佐賀の古くからの伝承・信仰を守り伝えるべく、この像を本来あるべき神門上に戻します(移設までの間は松原稲荷神社に仮安置しております)。
④藤棚周辺・松原川河畔の整備
※佐嘉荒神社・松原梛木社をはじめ境内各所の整備も逐次進めて参ります。
以上
アームストロング砲が美しく甦りました
境内に長年据えられてきた佐賀藩のアームストロング砲(復元)が、修復・お色直しされました。
このアームストロング砲は平成元年、当時の佐賀県機械金属工業会連合会により復元・献納されたもので、長年の風雨により錆や傷みが目立って来たため、この度佐賀県工業連合会(会長吉村正氏)により約35年ぶりに修理・お色直しがなされ、5月2日に献納奉告祭を行い、再び境内回廊に据え付けられました。
佐賀藩のアームストロング砲は、ご祭神鍋島直正(閑叟)公の命により導入・開発され、戊辰戦争等でも大いにその威力を発揮したもので、当時の佐賀藩の技術力・軍事力の高さがうかがわれます。