アームストロング砲が美しく甦りました

 境内に長年据えられてきた佐賀藩のアームストロング砲(復元)が、修復・お色直しされました。

 このアームストロング砲は平成元年、当時の佐賀県機械金属工業会連合会により復元・献納されたもので、長年の風雨により錆や傷みが目立って来たため、この度佐賀県工業連合会(会長吉村正氏)により約35年ぶりに修理・お色直しがなされ、5月2日に献納奉告祭を行い、再び境内回廊に据え付けられました。

 佐賀藩のアームストロング砲は、ご祭神鍋島直正(閑叟)公の命により導入・開発され、戊辰戦争等でも大いにその威力を発揮したもので、当時の佐賀藩の技術力・軍事力の高さがうかがわれます。